内視鏡調査サンプルムービー
内視鏡調査
株式会社三央では、工業用内視鏡を用いて排水管・給水管の調査・診断を行っています。肉眼で見えないところでも内視鏡が入る隙間があれば調査可能。目的に応じて適切な調査機材・調査方法をご提案させていただきます。調査責任者は、建築設備診断技術者「ビルディングドクター」の有資格者です。幅広い知識を活かして調査・診断にあたり、調査の結果、不良箇所の原因が判明したらその部分の改善案をご提案させていただきます。
なお、当社では、不具合の原因やその改善案まで含めた詳細な報告書を作成するとともに、動画でのご報告も行っています。動画は、理事会・管理組合の集会のプレゼンテーションなどで使えるように編集することも可能です。

- 排水の流れが悪い
- 清掃してもすぐに詰まってしまう
- 高圧洗浄時に土砂が大量に出てくる
このような症状が出た場合は、地中に埋設されている排水管が損傷している可能性がありますので、排水管内調査を行います。

マンホールを開け、排水枡から内視鏡を投入します。排水管内に汚水が溜まっていたり、土砂が堆積していたりするとカメラのレンズを塞いで見えなくなってしまいます。
管内に砂利や汚物が堆積しています。
管内に汚水が滞留しています。

内視鏡調査により左記のような排水管の異常を確認できます。

- 赤水が出る
- 最近、急に水の出が悪くなった
このような症状が見られたら、給水管内の様子を確認してみましょう。左の写真のような錆こぶがあるかもしれません。
給水管内調査では、量水器や蛇口を外し、管内の状況を直径6mmのファイバースコープで撮影します。

メーター廻りの給水管の調査では、メーターを外して内部を観察します。
メーター継手から見た管内の様子
ほとんど塞がっています。錆こぶが大きくなっています。

- パイプシャフト内に異常があるようだが、
異常箇所が分からない - 床下で漏水があるが、漏水箇所が分からない
このようなときは、内視鏡調査が役立ちます。ビルやマンションには、壁で囲まれた密閉型パイプシャフト内に配管などの設備が設置されている場合があります。このパイプシャフト内で漏水が発生した場合、場所の特定が困難です。
このような場合は、上階のパイプシャフトに60~100mmの開口部を設け、工業用内視鏡を投入し、パイプシャフト内設備の調査・診断を行います。大まかな漏水箇所が判明するため、その後の修理工事の費用軽減につながります。
内視鏡は、排水管や給水管だけでなく天井・床下・壁内の調査にも活躍します。従来の調査では、天井や床・壁を剥がしたり、大きな穴を開けたり、何箇所も穴を開けたりしなければなりませんでしたが、内視鏡調査なら負担が大幅に軽減します。
内視鏡が入る隙間さえあれば簡単に調査できるため、調査費の大幅な軽減、調査期間の短縮につながります。