内視鏡調査の基礎知識

低コスト&スピーディーな内視鏡調査

内視鏡調査とは?

配管の非破壊検査でよく使われる内視鏡は、工業用の「胃カメラ」です。調査の目的に応じて様々な機種が存在します。内視鏡調査は排水管・給水管の内部を見ることができるのが大きな特徴で、錆こぶや汚れの付着状況、継手の劣化状況などを把握するのに効果的です。
従来は、排水管・給水管の調査を行うのに、床や壁を剥がしたり何箇所も穴を開けたりする必要があり、その分費用も時間もかかっていました。しかし、内視鏡調査の登場によって低コストで簡単に調査ができるようになりました。

様々な場所の調査が可能

主に、排水管・給水管の調査に用いられる内視鏡ですが、その他にも建物の様々な場所の調査に活躍します。床下や天井裏、壁面や給気口、電気配線CD管など、内部の状況を確認することで、トラブルの原因特定やメンテナンスに役立ちます。

内視鏡調査で分かること

以下では、当社で行った内視鏡調査報告書の「所見」を抜粋しています。
内視鏡調査でどのようなことが分かるのかをご確認いただければと思います。

給排水管の内視鏡調査

  • 1

    水栓金具の取付け部は異種金属の接触腐食のため、激しく腐食している。

  • 2

    浴室の給水管は、湿気の多い場所なので外面も腐食していると考えられる。

  • 3

    その他の給水管ライニング鋼管(パイプ)部分は特に問題ない。

  • 4

    給水管ライニング鋼管と継手との接続部も目立った錆瘤などは見られなかった。

  • 5

    給水管全体として、赤水の出る可能性がある。

  • 6

    腐食の激しい部分は、生活する上で支障が出る可能性があるので改善が望ましい。(取替等)

  • 7

    排水管は塩ビ管のため特に問題はないと考える。

  • 8

    浴室排水トラップ(鋳鉄製)の腐食が激しい。

  • 9

    浴室排水トラップの「ワン」が破損しており、取り替えが必要な部屋もある。

  • 10

    おそらく排水トラップの錆と思われるものが、排水管底に堆積している。

  • 11

    定期的な高圧洗浄と、浴室排水トラップの赤錆除去・防錆塗装等の処置などメンテナンスの実施が望ましい。

  • 12

    排水立管との接続部でも特に問題は見られない。

給水管の内視鏡調査

今回の調査により、各戸の給水管は内部外部共に腐食が進行しており、吐水量不足や折損の危険性があることが確認されました。
現在既に漏水しており、さらに放置しておくと様々な事故の原因ともなりますので、これを改善する為に、各戸メータ廻り給水管の早急な取替が必要と思われます。
また今回調査の対象ではありませんが、給水本管についても同様の材料が使用されていることから、同じように腐食が進行しているのではないかと思われます。今後の改修工事計画に役立てていただければ幸いです。

埋設排水管の内視鏡調査

当該個所の枡廻り共用排水管は完全に閉塞しており早期の改善が必要ですが、この詰まりの原因は、通常の発生する排水管の詰まりのように汚水中に含まれる固形物などが堆積して経年とともに発生したものではなく、排水管が継手部などで折損・脱落したために土中に埋まり、完全に閉塞したものと思われます。

その理由として、
1.内視鏡で閉塞部を確認したところ、土砂・砂利等で完全にふさがれている。
2.排水管の高圧洗浄を行っても汚物でなく砂利等が排出される。
といったことが挙げられます。また、以前に当該排水管が沈下したためジャッキアップを行ったということから考えて、下流枡より約5m(上下枡のほぼ中央付近)の個所で排水管が脱落していると考えられます。(下図参照)

土中に埋まり排水管閉塞

現在、応急的な処置として排水ポンプを使用しているようですが、安全な通行の妨げとなっているだけでなく、脱落した個所より排水が土中に流れ出しているため、これが長期にわたると地盤沈下などの悪影響が発生するおそれがあると思われます。早期の枡及枡廻り共用排水管の取替が必要であると思われます。

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